ひいばあちゃんと一緒に。
8年前に生まれたカナは、わたしの大分のばあちゃんと誕生日が同じ。
先日、合同誕生会をしようと久々に帰省してきた。
子どもの頃は毎月のように大分に遊びに行って
夏休みなんかは妹と二人で長く滞在したりしてたけど
結婚してからは盆正月には帰省できなくなり
夏のおまつりに子どもを連れて帰るくらい。
それもここ2~3年は何かと用事が入り、子どもだけ私の父母と一緒におじゃましていた。
なので、じいちゃんばあちゃんに会うのはほんとうに久し振り。
私の父母と妹、子どもたちと7人で大分に向かった。
ばあちゃんはもう何年も前から耳が遠くなって、電話で話してもつじつまが合わない。
近くで話してもそうだけど・・・^^;
ばあちゃんにとって私は初孫。
ほんとうに可愛がってもらった。
そして、今は子どもたちの成長をとても楽しみにしてくれている。
じいちゃんは、私が挨拶をしたら「どちらさんかいなー?」
目がほとんど見えなくなってる上に、物忘れの症状も進んでいるみたい。
4年くらい前に畑をやめてからは、家で過ごすことが多いようだ。
「じいちゃんの一番上の孫のヒロミですよー!!」
と言うと、「ほう、そうかい、もう高校生くらいになったんか?」
・・・・・・ガ━━(゚д゚;)━━ン!!
ここまで忘れられてるとショックだが、なかなか帰らなかった私も悪い。
ばあちゃんはちょっと前に話したことは忘れても
昔のことや、近所の友達や、私の父側のいとこの名前までも覚えている。
最近のことや昔の話などたくさんおしゃべりをして、
母が作ったお赤飯や、近くの美味しいお寿司でみんなで賑やかにランチして、
かわいいバースデーケーキに火を点けて、
『ハッピーバースデイ』をみんなで歌って。
「わーキレイやのう~」
と喜んでくれた。
けどロウソクは「あんたが消しなえ!!」とカナに吹かせていた。
カナは戸惑いながらも89歳の灯りを消していた。
89歳と8歳。
それぞれの歴史に感謝を込めて。
そしてまた一年元気に過ごせますように。
ばあちゃん、また遊びに行くけん、まだまだ長生きしてよ!!
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