恐怖の先にあるもの

ヒロミ

2008年01月12日 22:17

今日、シンが『フライ,ダディ,フライ』のDVDを借りてきて見ていた。

大好きな岡田准一くん主演、金城一紀脚本の2005年夏公開映画で、
見た後はしばらくその世界から抜けれないほどガツーンとやられたっけ。

シンにも見せたくて、絵本やコミックやヴィジュアルブックも買ってたのですが、
最近コミックを読んだシンもハマったみたいです。





私はお昼寝しながらだったから、ときどきスンシン(岡田くん)の言葉が耳に入ってくる。

一人娘のためにボクシング高校生チャンピオンと戦うことになった、堤真一演じる「おっさん」を鍛えるときにポツリポツリと語られるスンシンの哲学。



「人間がいくつの細胞からできてるか知ってるか?」
「・・・・・」

「60兆だよ」
「・・・・・」

「おっさんは、これまでどれくらい使ってきたんだよ?
使わなかった細胞をいくつ残して死んでいくんだろうな?」



「痛いっていうのは、何かに気付くことなんだよ。

喉が痛いと風邪なのに気付くだろ?
痛みがないと、自分の弱い部分を直しようがないんだ。

だから、痛みを恐れるな。」


・・・あーーー、耳が痛い(>_<)


「なんでまだ何も起きてねえことにビビってんだよ!
恐怖は喜びとか悲しみとかと同じで、ただの感覚だぞ!
弱っちい感覚に支配されんな!

恐怖の先にあるものを見たくねえのかよ?」


恐怖の先にあるもの・・・

怖いけど、見てみたいような気もします・・・。

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